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2022.12.16更新

畳の種類

 

みなさま、こんにちは。

 

日暮れが早い季節になりましたね。

 

まだまだコロナ渦中、寒さも一層厳しさを増しておりますのでくれぐれもご自愛ください。

 

 

 

 

 

 

さて今回のブログは、畳の種類についてです。

 

お馴染みの「イグサ畳」と最近主流の「樹脂畳」や「和紙畳」

 

一体何が違うのでしょうか?

 

 

 

 

「イグサ畳」とは、畳表(畳の表面)がイグサで出来ていますので天然素材で仕上げられています。

 

い草の特徴は、湿度調節や空気の浄化・消臭効果・リラックス効果など様々な効果を持っています。

 

天然ならではの効果と、踏み心地や香りも楽しむことができます。

 

リラックス効果もありつつ、集中力を高める効果もありますので仕事部屋などには最適ですね。

 

また経年劣化で色が変わってきますがその味わいも楽しむことができます。

 

 

「和紙畳」とは、機械すき和紙という方法で作られている畳です。

 

表面を樹脂コーティングして水を弾く効果を兼ねさせています。

 

天然素材でできているため、イグサのように天然がいいが耐久性が気になるという方にオススメです。

 

また床暖房の上に敷くことが出来るものも多くあります。

 

 

 

 

 

「樹脂畳」とは、樹脂(ポリプロピレンというビニール)でできた畳です。

 

耐久性に優れていてメンテナンスが一番簡単に行えます。

 

樹脂畳は日本アトピー協会が推奨しています。

 

湿度・温度・餌の3つがあるとダニやカビが発生しやすいですが、

 

樹脂畳は撥水効果がある為湿気がたまらず、樹脂素材のため畳を餌とすることもなく

 

ダニやカビが発生しにくい畳です。

 

 

 

 

 

この「樹脂畳」が最近は主流となってきています。

 

なんといっても、耐久性やメンテナンス性の高さ、そしてカラーバリエーションの多さや琉球畳のように敷けることから非常に多くの方が採用しています。

 

しかし、ここ最近は「和」をテイストとした空間演出も多く、イグサを使用される方も少なくありません。

 

イグサ畳ですと必ず畳縁(タタミベリ)を入れます。

 

その縁の柄などで雰囲気を変えることができますから、樹脂畳は畳カラーが多いですがイグサ畳は畳縁でコーディネートを楽しめるというそれぞれの違いもあります。

 

樹脂畳ですと最近は「市松敷き」という市松模様のように畳を敷いていく方法も多く採用されていますね。

 

 

 

 

 

お客様それぞれの内装イメージや、優先したい効果や性能に合わせて畳もご提案させていただきます。

 

畳という建物の中では割合の少ない面積でも深く調べることで内装イメージやメンテナンス性などが変わってきます。

 

それぞれの特徴を理解して、ご自身にあった畳をご選定ください☺️

 

 

 

 

 

 

鞍月店 清水